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コロナ対策:昼休みの交代制(時差取得)の導入

コロナ収束後を見据えて、これまで原則在宅勤務やハイブリッド方式(在宅勤務と出社勤務の組合せ)を導入していた企業から、原則出社勤務へ戻す議論が出始めています。

その理由としましては、社内コミュニケーションの促進、メンタル面のストレス(テレワークによるコミュニケーション不足、孤独感などが原因)の解消、営業職は対面であって成り立つなどが挙げられています。

いずれにしても、コロナが下火になりつつあるとはいえ、出社勤務者が増え、昼休みを一斉に取得した場合に、休憩室・更衣室・喫煙室・エレベーター・食堂・近隣店などに人が集中し、感染リスクが高まる可能性があります。

これを抑える方策の1つとして、昼休みの時間をずらして取得する(交代制)が5月に「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(参考リンク)に追加されています。

ただし、昼休みの交代制を導入するには、次の法律上の手続きが必要となります。

(1)原則として休憩時間は一斉に与えなければならない(労基法34条2項)
※ただし、運輸交通業、商業、金融・広告業、映画・演劇業、通信業、保健衛生業、接客娯楽業、官公署(現業部門を除く)は適用除外(労基法施行規則31条)

(2)適用除外でない業種の場合は労使協定(作成例は参考リンク)の締結が必要(労基法34条2項ただし書き)

(3)常時10人以上の労働者を使用する事業場の場合、就業規則の変更手続きも必要(労基法89条)
規定例「休憩時間は一斉に付与する。ただし、労使協定に定めるところにより交代制とする場合がある。」

コロナ収束後に向けて、原則出社勤務に戻すことを検討されている場合には(特に戻した当初においては)昼休みの交代制(時差取得)導入も一考に値するかと思います。。。

参考リンク
①各種労使協定等 【参考書式】の「一斉休憩の適用除外に関する労使協定書 記載例」@神奈川労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/kanagawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/hourei_youshikishu/roudou_kijun.html

②別添 経済団体等への協力依頼「基本的対処方針の改正等を踏まえた職場における新型コロナウイルス感染症対策の拡充について」@厚労省
https://office-arai.com/blog/pdf/20210625.pdf

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更新日|2021 06 25

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